パネッレとはひよこ豆の粉を水で練った生地を油であげたスナックです。
それをパン生地ではさんだものが、Panino con panelle。
炭水化物+炭水化物という、関西人もびっくりのジャンクフードです。
その老舗が、パレルモ郊外のSferracavallo(スフェッラカヴァッロ)という小さな港町にある
『Rosolino』というお店です。
ちなみに、このスフェラカヴァッロという町のトラットリアにはメニューが無く
着席と同時に自動的に料理が出てきます。
しかもボリュームが半端無く、前菜だけで揚げ物、魚介を中心に4〜5種類 。
パスタが2種類、メインに魚介のグリルの盛り合わせが出てきて、ワインなどすべて込み込みで
一人、20〜30ユーロというかなりの破格のトラットリアしかなかったりします。
2回ほど行きましたが、食べた後はしばらく魚が見たくなくなるほど・・・。
そんな町の中にひっそりと佇むこちらのお店。
中に入ると、奥からおやじさんが出てきて、
「パネッレが食いたいのだろ?」と言わんばかりに、おもむろにパネッレを揚げ始めます。
パネッレ食いたいんやろ〜〜?? |
勝手に写真を撮らせてもらっていたら、
「ほら、撮りなさい」 とポーズをとっててくれました。
ドヤッ |
お店のショーケースには、他にもピーマンやブロッコリのフライ、
じゃがいものコロッケのようなものもあり、好きな具をはさんでくれます。
ドヤッ |
実際はかなりのボリュームがあります。
これ一個で十分お腹いっぱいになりました。
派手さは無いものの、素朴な、パレルモ人に愛されているジャンクフードなのです。
ちなみに、店内にはおやじさんのお店の写真や、新聞の切り抜き
若い頃の写真も飾ってあり、かなりのダンディーイケメンでございました。
おーー食べたことないけど、美味しそうですな。
返信削除おじいちゃん現役でかっこいいね。
>pinotさん
返信削除ほんとに素朴なジャンクフードって感じです。
こういうおっちゃんが現役のお店って雰囲気も独特で面白いです。